フランチャイズに商標登録は必要?

投稿日:2017年6月14日 更新日:

フランチャイズとは、事業者(「フランチャイザー」と呼ぶ)が他の事業者(「フランチャイジー」と呼ぶ)との間に契約を結び、自己の商標、サービスマーク、トレー ド・ネームその他の営業の象徴となる商標、及び経営のノウハウを用いて同一のイメージのもとに商品の販売その他の事業を行う権利を与え、一方フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導及び援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう。

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(略称:JFA)の定義より

フランチャイズというと飲食店が代表的です。変わり種としてはアイドルの「48グループ」や「坂道グループ」もフランチャイズの一種といえるでしょう。

ところで、上記の「商標」フランチャイズ展開をする前に商標登録しておく必要はあるのでしょうか?また、有名な飲食店がフランチャイズ展開をする前に、第三者が似たような名称のお店で同種のサービスを展開と、法的にどうなるでしょうか?

商標登録をしておかないとフランチャイズは成立しない

結論から言うとフランチャイズ展開に商標登録は必須です。

「今日からも君もウチの商標使って商売していいよ。ただしウチが決めたルールは守ってね。ルールを破ったら商標は使わせないよ」

という類のフランチャイズ契約を第三者と結ぼうと思ったら、その商標は事前に商標登録をしておかないと意味がありません。何故なら、商標登録していない商標を使用するのはそもそも自由だからです。

よく誤解されているかもしれませんが、基本的に似たような店名やグループ名を勝手に使用するのは自由です。商標は無数にある言葉の組み合わせでしかなく、盗用という概念がないためです。1

「契約書に書いてあるルールを破ったからもう商標を使わせないよ!」と言いたくても商標登録をしていないことには商標の使用を制限できる法的な根拠がありません。

  1. ただし、極めて著名な商標と紛らわしい商標を使用すると、登録商標でなくとも不正競争防止法上の不正競争行為に該当し、損害賠償等の責任を負う場合があります。

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